21番目とプチプチ
















チリの鉱山のおじさんたちの救出が始まりました。
ほんとに、よかったね~~。 ハグハグ。
              ↓
http://edition.cnn.com/2010/WORLD/asiapcf/10/13/china.mining/index.html?eref=mrss_igoogle_world

先日、この事故が、「33人」というタイトルで映画化されると書きましたが、
みんなが、ハグハグしている中、
200人以上の報道カメラマンと、映画のカメラマンが、
「このヒトだけは、何が何でも撮らねば!」
と、命がけでねらっているのは、間違いなく「21番目」のヒトでしょう。

「21番目」に救出されるのは、
現場のテント村で待機していた奥さんの前に、
愛人が現れ、バトルが繰り広げられた、という、
例の気の毒な、おじさんです。

(「地上でも修羅場」と、新聞に書かれてました)

カントク、もう一本、映画作れるんじゃないですか?

ま、そんなことが、ネタにされるのも、
無事救出まで、こぎつけれたからでこそですが、
これこそ、ドラマね。ほほえましい。


しかし世の中、「ほほえましい」で済むことと、
済まないことがあります。

この鉱山事故で、33人を励まそうと、各国から、
応援物資や、救援物資が送られてきたそうですが、

ある日本の企業は、
「プチプチ」を送ったそうです。

…そう、あの、梱包に使う、プチプチ。

「気晴らしに使って欲しい」という意図だそうですが、
狭くて暗いシェルターの中で、おっさん33人が、
全員で、プチプチプチプチ…
私が居たら、発狂してます。

おきまりの「千羽鶴」も、せいぜい、キャンプの燃料。
文化が違うため、「カラフルなゴミ?」とも、思われるらしい。

「宇宙靴下」も。
おじさんたち、上半身ハダカですけど、靴下、はきます?

ほほえましい、どころか、
こーゆー人たちこそ、穴があったら入れてやりたい。

カントクっ、お願いですから、プチプチだけは、撮らんといてねっ。


しかし、自分も、こーゆー時に限って、はかどらない仕事がどっちゃり。
明日は、何が何でも、早くうちへ帰って、
21番目のヒトの救出を見ねばっ。

プチプチプチプチ…

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