東北 と 福島 と クラクション
日本はもとより、世界中で、
被災者のための募金活動が行われている中、
「笑えて、アタマよくて、合理的」 と感心したのは、
日系アメリカ人、
Ryan Higa (ライアン・ヒガ)くんの方法です。
"Honk for Japan ホンク フォー ジャパン"
(日本のためにクラクションを鳴らして!)
ライアンくんとそのお友達は、道端で、車のドライバーたちに、
「日本が好きなヒトは、クラクションを鳴らして!
1回ごとに、ボクが、赤十字に、$10募金します!」
呼びかけました。
↓
http://www.youtube.com/user/nigahiga#p/a/u/2/cciUXpITsu0
ご覧の通り、ロサンゼルスのドライバーのみなさん、
ぱぱら、ぱぱら、ぱー、と、暴走族なみに、
クラクションを鳴らしてくれて、
結果、彼らは、$600(6万円弱)寄付することに。
…自腹切るってのに、この
あっけらかんとした、はしゃぎぶり。
「合理的」なのは、このあとです。
最後に本人がコメントしてますが、
「このビデオが、youtubeで、1.000.000回アクセスされたら、
さらに、$600寄付します!」
で、彼は、なにものかというと、
youtubeで、自分のチャンネルを持ち、
友人たちと一緒に、笑える自作コントをアップロードして、
その広告収入で、どっちゃり稼いでいる、
youtube界の人気コメディアン(まだ大学生)。
一石二鳥とはいえ、
「自分の使命」を、最大限に有効利用しているのが、えらい。
キモチだけ先走って、涙して、効率のわるい方法より、
よっぽど合理的。
被災者のみなさんに見せてあげて、かつ、
ACの代わりに、流してあげたらどう?
映像業としましては、
今回ほど、いろんな意味で、
「素人の動画マニアに、負けた」
と、感じたことは、ありません。
あまりにも、情けないですが、
"Honk for Japan"に、何度も、アクセスしてやる。
ライアンくん、破産するぐらい。
TEEHEE!
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