ケイティ・ペリーとエルモ
私が、一緒にお仕事させていただいている、タレントのTさんは、
ルックスも、性格の良さも、仕事ができるところも、
Katy Perryにそっくりです。うらやましいだろー。
その、Katy Perryが、いよいよ、
セサミストリートで、エルモと、共演することになって、
すんんんんごい、楽しみにしてたのに、
放映中止になっちゃいました。
理由は、「胸の露出度が高すぎるから」と、
保護者からのクレームだそうです。
…。
もちろん、心の広い保護者からは、
「くだらん。子どもは、Katyの胸を見てるんじゃなくて、エルモを見てるんだ。」
という、意見もあったそうですが…。
Youtubeだけで観られます。
(注・期待するほどの露出度じゃないよ)
Katy Perry こんなに、はりきって、キャラ作ったのにかわいそう。
保護者のみなさんは、胸より、この仕事ぶりを、評価してあげて欲しい。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=tG1Szox4iNU
ちなみに、エルモは、インタビューで、
「Katyは、歌が上手で、とってもかわいかったんだよ!」
と、答えたそうです。
(んも~、ほんとに、かわええやっちゃね~、おめーは)
Katyだけではなく、セサミストリートでは、
大昔から、「そうそうたるゲスト」が、
エルモと一緒に、コントやったり、歌うたったりして、
ロック好きにはたまらない、穴場的な番組でした。
レイ・チャールズ、スティービー・ワンダーの大御所から、
ビヨンセ、インシンク、クリス・ブラウンなどなど。
なにが、たまらないかというと、
子どもを相手にするようじゃないキャラのミュージシャンまでが、
エルモと一緒だと、
異常に、のりのりで、楽しそうだったりするところです。
(大昔、Fugeesも出てたけど、3人ともミョウにはしゃいでました)
最近、笑えたのは、
・「どっちがパペットだか、わからんぐらい、かわいいおっさん」のRun DMC。
http://www.sesamestreet.org/video_player/-/pgpv/videoplayer/0/136bd2f0-1429-48a4-b5a4-504e36b0f516/song_hop_this_way
・「アカデミー監督とは思えない」 スパイク・リー。
http://www.sesamestreet.org/video_player/-/pgpv/videoplayer/0/e57be88a-7d3b-4df8-9546-cb84d4ad7e7c/the_summer_of_snuffy
・みんなに囲まれ「異常に緊張している」ブラック・アイド・ピーズのリーダー
ウィル・アイ・アム。
http://www.sesamestreet.org/video_player/-/pgpv/videoplayer/0/948bed32-43eb-4cc0-80b5-d0f2e8271c62/song_what_i_am
私の意見としましては、
胸の露出度の高い、Katyより、
こわいおじさんたちを、骨抜きにしている、
エルモの方が、よっぽど、罪深いと思います。
ボケとつっこみ
<Photo by アメリカ人の友人 (Nikon D5000)>
日本で、『カメラ小僧』 と呼ばれる、カメラ何台も持ってて、
写真とりまくってる、いわゆる、カメラおたくは、
アメリカでは、Shutter Bug (シャッター・バグ) 『シャッター虫』と
言うそうです。
私のアメリカ人の友人も、この虫で、
しかも筋金入りの「Canon教」でした。
ところが、夏休みに日本に帰ってきたとたん、
肌身離さず持ち歩いていた、Canonのカメラが壊れ、
悩んだ末、Nikon D5000を購入し、
そうとう気にいったらしく、「このたびNikon教に改宗しました」という様子。
炎天下の東京を、一日歩きまわり、
「今日ね、2000枚も撮っちゃった」と、ホクホクで、
写真を送ってくるので、かつてNikon派だった私としては、
なんぞ、感想でも言わねばと思い、
「ほおー、前のCanonより、ボケ足がいいかんじ、のような気がする。(上の写真)
んーとね、あー、ボケ足って、英語でなんて言うんだ?」
と聞いたら、
「ボケ足とか、ボケ味はね、アメリカでも、『Bokeh(発音同じ)』
っていうんだよ。」
と言うのです。
「え~マジ? 辞書にのってないじゃん」と、
つっこんで聞いてみたところ、
ツナミ、とか、シアツ、みたいに、Bokehも、
日本語の「ボケ」がそのまま使われているそうで、
しかも、ここ数年のことらしい。(だから、まだ辞書にのっていない)
もともと、「ボケ」は、日本発祥で、ボケの美にこだわり、
ボケ具合を追及するのは、
日本人のカメラマン(映画、ビデオカメラマンを含む)
だけだったそうです。
ここ数年、アメリカでは、この「ボケ」が、カメラおたくの中で、
流行っているらしく、写真投稿サイトでは、
ボケ具合のいい写真を、Cool! だの、Nice!だの、仲間内で、
誉めたたえあっているそうです。
…へええええ。
…そういわれてみると、私の周りのカメラマンのみなさんがこだわるのも、ボケ足。
…ちゅうか、自分自身も、写真や映像見せられると、ボケ足に目がいってしまう。
…日本人のDNAが、こういうところに、現れるとは。
映像業に入りたての時、名作「市民ケーン」を見て
「ひょえー、すごい、全部、ピントあってる」←すごい素人表現
と、ものすごい新鮮だったのを、思い出しました。
↓
どの、映画批評や、解説を読んでも、
「美しいパンフォーカスを駆使し…」
「美しいパンフォーカスを多分に使われ…」と、まるでコピペされたように、
絶賛されていますが、
日本人好みとは逆の、奥の奥まで、全然ボケてない、パンフォーカスの画が、
ミョウにCoolでNiceに思えたのも、日本人のDNAならではかしら。
おにゅーのNikonnD5000の試し撮りで、
「いやー、歩きまわって、すっごい日焼けしちゃったよ。もう、真っ黒。Yea!」
と、すっかりご満悦ですが、
このヒト、黒人です。
…いい、ボケ味。
33人とキャスティング
お若いころの、アントニオ・バンデラスは、どの映画を観ても、
「この世のものとは思えない」美しさだった。
9月の初めに、
天気予報で、「この先一週間、猛暑が続きます」と発表され、
一週間たったら、また、
「この先、一週間、猛暑が…」と言ってました。
それでも、
チリの鉱山は、気温は35度で、湿度80%。
33人のおじさんたちのこと思えば、マシだわね。
その後、おじさんたちは、
ヒゲそりも、着替えのTシャツも、iPodまで支給され、
発見されたときよりは、こざっぱりしてきましたが、
あと数カ月間も、
20畳に、ラテン系のおじさん、33人がひしめきあってることを
考えると、
「この先、一週間、猛暑が…」より、気が滅入ってきます。
ウチの6畳で、メタボ系のおじさんが、ひとり、「あぢ~」と言って、
寝がえりうっているのを見るだけで、
気が滅入ってくるのに…。
もし、あの中に、自分がいたら、どうしてるだろう?
と、ふと、考えてしまいました。
どうやったら、暑苦しい、むさくるしい、数か月間、
気を紛らわせることができるか。
…う~ん。
いくら、iPodで音楽聞いてても、飽きるだろうし。
新聞読んだら、よけい、早く脱出したくなるし。
やはり、
「この状態を、撮っておく」
しか、思いつきませんでした。
とりあえず、ちっこいビデオカメラを、手配してもらって、
毎日を記録し、
そのうち、単なる記録だけでは飽きてきて、
「とりあえず、一週間分を、ショートドラマにしてみよっか」と
シナリオ書いたてみたりして、
「とりあえず、みんなでやってみよっか」と、
他の32人に演技してもらったりして、
「とりあえず、ここまで仮編してみよっか」
という話になり、そのうち、
「とりあえず、宣伝用に予告編つくって、CNNで流してもらおっか」と、
あつかましいこと考えだし、
「とりあえず、配給会社決めよっか」
…と、このあたりで、数か月経過し、
いよいよ救出!という、間際になって、
「すいませ~ん、まだ、エンディングが撮れていないんで、
もうちょっとここで…」
うん。数か月間、気を紛らわすには、これしかない。
33人のおじさんたちの中に、元・サッカー選手はいたものの、
元・映像業はいなかったので、映画作るヒトはいませんでしたが、
このおじさんたちを「映画化」する、
チリの映画監督が現れました。
タイトルは、ずばり「33人」だそうです。
33人の役は、「良く似た」俳優さんをキャスティングし、
テントで待機するご家族の様子を、
ドキュメンタリーで撮って、合体させるらしい。
映画の収益は、おじさんたちの、お子さんの教育費して、
寄付されるそうです。
カントク~、
極限の中、驚異的なリーダーシップを発揮して、
みんなを生き延びさせた、
リーダーの、ルイスさんの役は、
ぜひ、ぜひ、アントニオ・バンデラスにやってもらって~。
スペイン人だし、ちょうどいいじゃん。
それぐらいしてあげても、バチはあたらんよ~。
ご家族も、チリの人たちも、みんな喜ぶよ~。
似てないけど。
ルイスさんは、最上列、左から4人目。
バンデラスさまも、こうすれば、鉱山のおじさんに、見えるんじゃない?とりあえず。
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