現在、撮っている、自主ドキュメンタリー映画、
"Once a 100 years(100年に一度)"に、
出演していただいた、
野村健二さん(91歳)が、2009年10月8日、ご逝去されました。
謹んで、ご冥福をお祈りします。
野村健二さんは、「捕虜の虐待と優遇」の著者です。
戦時中、日本人捕虜を見放しにした、日本政府の実態を綴った
書籍の出版や、講演を通し、平和活動をされてきました。
『人道の活動はそれ自体が目的であるのに、日本政府は捕虜の優遇という方法のみを、政治の手段に採用しただけだった。その結果、アメリカ相手に無理してでも戦争に勝つためには、捕虜になることを許していてはならないと政策の変更したのである。だから、第二次大戦中、米軍が捕虜の名簿を日本軍に渡そうとすると、その名簿の受け取りを拒否する始末である。日本人に捕虜はいないというのである。捕虜条約を日本は教えなかったどころか、東条英機は捕虜を扱う日本人に捕虜虐待を認めもした。同じ頃ドゴールは捕虜条約を遵守する声明を出している。 ラバウルで捕虜になったとき、他の部隊のものが「俺たちを助けてくれたのはオーストラリアの衛生兵だ」』
そして、野村健二さんは、
いっしょに、自主映画を撮ってくれている、
Kクンの、おじいちゃんなのです。
孫のKクンが、自ら撮ってきてくれた、
おじいちゃんの貴重なインタビューと、想いは、
私たちの映画の中で、
生き続けていただきます。
そして、翌日、2009年10月9日、
オバマ大統領が、ノーベル平和賞を受賞しました。
受賞の理由は、もちろん、プラハの「核兵器廃絶」宣言です。
受賞の理由は、もちろん、プラハの「核兵器廃絶」宣言です。
今年の夏、ワシントンDCに行った時、
私は、オバマ大統領のインタビューを!!
…さすがに、撮れませんでしたが、
ホワイトハウスの写真だけは、撮ってきました。
「人道、平和は手段でなく目的である」と訴え続けてこられた、
Kクンのおじいちゃん、
世界平和は、オバマ大統領と、私が、
日米合同で、引き継がせていただきます。
(あ、Kクンも、手伝わせます。
あんなに、ぜんざい食べてたので、当然、手伝います。)
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